お茶の成分

お茶の成分①

投稿日:2017年4月1日 更新日:

お茶の健康効果が次々に明らかになっている一方で、家庭でも、急須で丁寧にお茶をいれる習慣が減っています。お茶を飲む習慣は徐々に日本 から失われつつあります。日本での緑茶の生産量と、国内消費量も減少傾向にあります。

お茶を毎日飲むだけで、びっくりするくらいの健康効果があるのです。

 

お茶の成分の、主なはたらき・効果①

 

カテキン

カテキンは、ポリフェノールの一種で、昔からタンニンと呼ばれてきた緑茶の渋味の主成分です。カテキンの語源は、インド産のアカシア・カテキュー(マメ科アカシア属の低木)の樹液から採れる“カテキュー”に由来しています。 お茶のカテキンは、1929年、理化学研究所の辻村博士らによって初めて存在が確認されました。茶葉中に形の違う4種類のカテキンが存在しています。

エピカテキン⇒カテキン

エピガロカテキン⇒ガロカテキン

エピカテキンガレート⇒カテキンガレート

エピガロカテキンガレート⇒ガロカテキンガレート

カテキンは非常に酸化されやすい物質です。緑茶は、荒茶製造工程中で酸化酵素の働きが抑えられるため、ほとんど酸化しません。しかし、烏龍茶や紅茶では、酸化酵素の作用で酸化重合物(いわゆる合体カテキンで、テアフラビン類・テアルビジン類が該当)が作られます。すると、本来は水溶液中では無色のカテキンが、オレンジから赤色となります。烏龍茶や紅茶が赤っぽい色をしているのは、このためです。

カテキンは、一番茶で約12~14%、二番茶で約14~15%と増加します。また、成熟した葉(3~4枚目)よりも若い芽(1~2枚目)に多く含まれています。玉露のように光が当たらないよう被覆栽培されるものは、カテキンの生成が抑えられ、煎茶よりも少なくなります(ポリフェノールとして10%程度)。
テアニンは茶樹の根で作られ、葉の方に移っていきます。また、テアニンは光が当たると分解してエチルアミンをつくり、エチルアミンがカテキンに変化します。光が当たらないとテアニンは分解されないので、被覆栽培するとテアニン含有量が高くカテキンの生成が抑えられたお茶ができるのです。

お茶の「渋味」「苦味」を作り出している成分です。
抗酸化作用があり、動脈硬化や高血圧、ガンなど、いろいろな生活習慣病の予防に効果があります。また、殺菌や腸のはたらきを整える作用があり、食中毒を防いだり、、虫歯・口臭予防にも効果があります。
●血中コレステロール低下作用
●血圧上昇抑制作用
●血糖上昇抑制作用
●抗菌・殺菌作用
●抗ウイルス作用
●虫歯・口臭予防(脱臭作用)
●発ガン抑制作用
●抗腫瘍作用
●突然変異抑制作用

 

ミネラル

新陳代謝が円滑に行われるために必要な栄養素です。

●味覚異常防止
●免疫機能低下抑制
●皮膚炎防止
●虫歯予防(フッ素)
●抗酸化作用

 

アミノ酸テアニン

お茶の甘味・旨味の成分
アミノ酸の一種であるテアニンは、お茶の葉だけに存在しています。
カフェインの作用を穏やかにし、脳の神経細胞に作用してリラックスさせる働きがあります。品質の良い茶に多く含まれています。お茶の「甘味」「旨味」を作り出している成分で、お茶の葉だけに含まれている成分です

茶畑に覆いをして育てられる玉露や抹茶に多く含まれます。
日本茶ではテアニンと 呼ばれ、飲んだ直後に感じる甘味の成分でお茶のおいしさを決定する大事な要素です。 テアニンは、大脳に働きかけてリラックスさせる(脳の広範囲でα波が増大する)働きがあります。

 

クロロフィル(葉緑素)

クロロフィルは植物の緑の色素成分であり、光合成を行ううえで重要な役割を果たします。光をさえぎって被覆栽培される玉露やかぶせ茶では、少ない光量をより効果的に吸収しようとしてクロロフィルが大量に生成されます。そのため、玉露やかぶせ茶は、深く濃い緑色になります。クロロフィルには消臭効果もあることから、チューインガムなどに利用されています。

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