お茶のことわざ

お茶に関する言葉、ことわざ③

投稿日:2017年4月4日 更新日:

お茶の健康効果が次々に明らかになっている一方で、家庭でも、急須で丁寧にお茶をいれる習慣が減っています。お茶を飲む習慣は徐々に日本 から失われつつあります。日本での緑茶の生産量と、国内消費量も減少傾向にあります。

お茶を毎日飲むだけで、びっくりするくらいの健康効果があるのです。

 

お茶に関する言葉、ことわざ③

古語でいうところの「茶」とは、いいかげんな様子や、ふざけたさま。遊里語(※)としても用いられ、冷やかすことを意味しています。
※遊里語{=郭(くるわ)言葉}
江戸時代、遊里で用いられた特殊な言葉。遊女が用いた「茶をこく」「お茶を挽(ひ)く」などの用語のことを言います。里言葉。里訛(なま)り。

同義語   茶をこく   お茶を挽(ひ)く

茶宇縞(ちゃうじま)

琥珀(こはく)織りに似た、軽くて薄い絹織物の一種。その名は、原産地・インドのチャウル地方の名に由来しています。江戸時代ごろから京都で織られ、男袴(はかま)などの生地として重宝しました。

茶臼芸

「茶臼」とは、お抹茶を作る時に茶葉を挽くためだけに用いられるのものであることから、一芸に秀でていることやその芸を指します。「多芸ながらもどれ一つ優れた芸がないこと」という解釈は誤用です。

茶掛けに大幅無し

「茶掛け」とはお茶室に掛けられる書画などの掛け物のこと。茶掛けは小さい方が良いと言われており、そこから「大きい物は必要ない」という意味をもっています。

茶化す

真面目な話を冗談っぽく言うさま。また、その冗談に無理矢理結びつけて、ごまかしたり、騙したりすること。「茶化す」という漢字表記は当て字です。

茶鹿子(ちゃかのこ)

茶色を帯びた鹿の子絞りのことです。

茶歌舞伎

「きき茶」とも言います。茶道の七事式(※)の一つで、銘を伏せた二種または数種の茶を飲み味わって銘を当てる遊戯のことです。
※七事式(しちじしき)
茶道の精神修練を目的とした稽古のこと。他に、数茶(かずちゃ)、廻花(まわりばな)、廻炭(まわりずみ)、且坐(さざ)、一二三(いちにさん)、花月(かげつ)と呼ばれる物があります。

茶粥

煎茶の汁に冷や飯と塩を入れて炊いたお粥のこと。近世、京都や大坂(※)でよく食べられており、奈良の茶粥は特に有名です。
※大坂{おおさか・おおざか}現在の大阪。江戸時代は大坂と称していました。

茶殻も肥になる

茶殻のように捨ててしまう物でも、植木にやれば肥料になるように、世の中にまったく役に立たない物はないということを指した言葉です。

茶巾

茶道にて、茶碗などをぬぐう際に用いる布巾のこと。素材は朝鮮照布や麻布が多く、長さ一尺幅五寸(約30センチ×約15センチ)が通常サイズと言われています。

茶巾捌き(ちゃきんさばき)

茶の湯における、「茶巾」の捌(さば)き方や扱い方のことです。

茶事(ちゃごと)

お茶をいただきながらお菓子などを食べ、あれこれと当たり障りのない話に興じること。また、父母やご先祖様の忌日にお茶を煮るなどして、親類や知人を招く席のことを表します。

茶酒盛り

宴に興じること。また、お酒の代わりにお茶を飲みながら行われる宴会。井原西鶴の『男色大鑑』には「茶酒盛りを始め、『二度代を取り、かいけいの恥を』と謡ひながら」という表現で出てきます。

茶座敷

「茶室・茶席」のこと。お茶を立てるお座敷のことを指します。

茶師

茶葉そのもの、またはお茶を挽いて製造した抹茶を売る人。または、その業者のこと。近世では、将軍家御用達の業者に限って、こう呼ばれていたようです。

茶式

茶の湯の作法や法式の総称。室町幕府の八代将軍・足利義政が相阿弥(そうあみ)、真阿弥(まあみ)、珠光(じゅこう)、利休(りきゅう)らを召して定められたもので、天正のころに利休が大成したと言われています。

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