素朴な疑問

こんなとき、こんなお茶

投稿日:2017年3月30日 更新日:

お茶の健康効果が次々に明らかになっている一方で、家庭でも、急須で丁寧にお茶をいれる習慣が減っています。お茶を飲む習慣は徐々に日本 から失われつつあります。日本での緑茶の生産量と、国内消費量も減少傾向にあります。

お茶を毎日飲むだけで、びっくりするくらいの健康効果があるのです。

 

こんなとき、こんなお茶

1日の中で、お茶を飲む機会はたくさんあります。
飲む状況に合わせて、お茶を選び、淹れ方や飲み方にこだわれば、もっとおいしくいただけます。

こんなとき、こんなお茶 ~生活シーン別のお茶~

  • 仕事・勉強の合い間
    【オススメのお茶】・・・抹茶・玉露・上級煎茶
    頭脳の働きを活発にするカフェインが、玉露・上級煎茶に多く含まれています。
  • 力仕事やスポーツ前
    【オススメのお茶】・・・玉露・上級煎茶・ほうじ茶
    カフェインは別名「筋肉刺激剤」とも呼ばれています。
    開始20~30分前に飲み、その後は20~30分ごとにコップ1杯飲むようにします。
    汗を流した後には、ほうじ茶などたっぷり飲めるお茶がオススメです。
  • 眠気・酔いを醒ましたいとき
    【オススメのお茶】・・・抹茶・玉露・上級煎茶
    カフェインの持つ覚醒効果によって眠気が醒めます。
    カフェインは、高い温度のお湯で淹れるとお茶に多く溶け出します。
  • 油っこい料理の後
    【オススメのお茶】・・・ほうじ茶
    口の中のべとつきが消え、さっぱりします。
  • 食後
    【オススメのお茶】・・・中・上級煎茶、粉茶
    食後には、虫歯菌の増殖を抑えたり、食中毒を予防するカテキンが多く含まれいる、中・上級煎茶がオススメです。
    お寿司などの生ものを食べた後には、粉茶もオススメです。!
  • 寝る前・お年寄り・赤ちゃん
    【オススメのお茶】・・・ほうじ茶
    寝る前やお年寄りには、カフェインの少ないほうじ茶が無難です。
    赤ちゃんには、ほうじ茶をさっと淹れた物や、出殻しを冷ました物が最適です。
  • 空腹時
    【オススメのお茶】・・・ほうじ茶
    濃いお茶は胃を刺激します。カフェインが少なく軽い口当たりのほうじ茶が向いています。

 

もっと健康になりたい!

玉露や、煎茶で味わうと、お茶の体に良いとされる成分の60~70%が茶がらに残ります。成分の中で、水に溶けないものも含まれているのです。

お茶の成分を全て摂取するためには、茶殻を食べるか、お茶の葉を石臼で挽いてできる抹茶を味わうのが一番良い方法です。

お風呂の前後で飲み物をおすすめ

41℃、15分間の入浴で800mLもの水が体から抜けていく、という研究報告があるように、お風呂では思った以上に脱水状態になります。水が体から抜けていった結果、当然血液は粘り気が強くなり、血栓(血の塊)ができやすくなります。

血栓が脳の血管に詰まると「脳梗塞」、心臓の周りの血管に詰まると「心筋梗塞」になります。いずれも命にもかかわることがある、重大な病気です。このような脱水を防ぐためにも、お風呂の前後には意識して十分な水分を摂る必要があります。

美容に敏感な女性がお風呂のときに飲むべき飲み物として、「緑茶」をおすすめします。
よく知られているように、緑茶はカロリーゼロであるということや、成分として健康や美容に役立つカテキンを含んでいます。茶カテキンはお茶に独特の苦味や渋味を与えているポリフェノールの一種で、脂肪消費作用アンチエイジング作用(抗酸化作用)など、美容が気になる人にとっては嬉しい作用があるのです。

しかし、カテキンは通常では体内に吸収されにくいという特徴もあります。

なぜお風呂の前に緑茶なのか?

実はお風呂の前に緑茶を飲むと、カテキンの吸収がよくなる可能性があります。
緑茶を飲んだ後に温泉に入る場合と、緑茶を飲んでそのまま室内で過ごす場合を比較した結果、緑茶を飲んで温泉に入った場合の方が血液中のカテキンの濃度が濃くなっていたのです。

温泉による温熱効果で体の血流がよくなり、カテキンの吸収も向上したのではと推測しています。このようなことから、効率よくカテキンを体内に取り込むことを考えると、お風呂に入る前に、水分補給の意味も含めて湯のみ1~2杯程度の緑茶を飲むのがよいでしょう。
自分で淹れる場合は数分煮出して、かなり濃い状態のお茶にするとカテキンがたっぷり含まれます。面倒なら高濃度カテキンを含むタイプのペットボトル入りのお茶を飲むのもお手軽です。温泉旅館に行くと、たいてい客間にお茶の準備がされていますが、温泉の前にお茶を一服することは、これも理に適っていると言えるでしょう。

お風呂から出たらさらに1~2杯の緑茶を追加して飲み、最低でも合計500mL程度水分を補給すれば、かなり脱水は防げるでしょう。脱水予防に加えて美容の効果も狙えるので、お風呂前後にはぜひ緑茶を飲みましょう!

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