お茶の保存方法

お茶の保存方法

投稿日:2017年3月27日 更新日:

お茶の健康効果が次々に明らかになっている一方で、家庭でも、急須で丁寧にお茶をいれる習慣が減っています。お茶を飲む習慣は徐々に日本 から失われつつあります。日本での緑茶の生産量と、国内消費量も減少傾向にあります。

お茶を毎日飲むだけで、びっくりするくらいの健康効果があるのです。

お茶の保存方法

 

久しぶりにお茶を飲んだら味が落ちていた、という経験はありませんか?

お茶は乾燥しているため品質が安定していると思われがちですが、実は非常に変質しやすく、保存方法を誤ると急激に品質が劣化し、商品価値を失ってしまいます。温度や湿度、空気や光などの影響を受けやすいため、品質が劣化しないように保存することが大切です。

家庭での保存方法

家庭においては、なるべく少量単位で購入し、2週間から1ヵ月程度で使い切るようにするとよいでしょう。

  1. 未開封の場合、そのまま冷蔵庫(もしくは冷凍庫)で保存する。
    ただし、冷蔵庫から出した茶は常温にもどしてから使用するように注意しましょう。いきなり開封すると、温度差で発生した水滴を吸収するため、茶の鮮度を損ねてしまいます。
  2. 開封後は密封性と遮光性のある容器に移し、冷暗所に保存する。
    なお、冷蔵庫での保存は冷蔵庫内のにおいを茶葉が吸収したり、出し入れの際に湿気を帯びる原因になるため、避けましょう。

 

お茶の変質・品質低下の原因には、大きく分けて湿度・酸素・光・高温・移り香(うつりが)の5つがあげられます。

 

お茶の変質、品質低下の原因

湿度           茶葉の水分含有量が増加すると、成分の酸化が促進されるため、茶葉の色沢・水色・香気のいずれにも極端な悪影響を与えます。

 

酸素        酸素は葉緑素やカテキン、ビタミンCなどを酸化させるため、特に味わいの低下の原因となります。

 

         光は葉緑素の分解を促進させるため、茶葉の色沢を褐変化させたり、日光臭(ひなた臭)を発生させるなどの原因となります。

 

高温        高温下では葉緑素やカテキンが酸化するため、色沢や水色の褐変化が進みます。特に色に悪影響を与えます。

 

移り香       茶葉には、においを吸着する強力な脱臭作用があるため、密封されない状況で保存すると周囲のさまざまなにおいを吸収してしまい、品質を著しく損ないます。

 

保存方法

乾燥保存      保存庫内を除湿するか(目標湿度3%)、湿気を通さない袋もしくは容器に移して保存します。開放した状態は厳禁です。

 

酸素除去      包装茶の場合、真空包装・脱酸素剤封入・窒素ガス置換などの方法で酸素を除去します。開封後は袋内の空気を追い出し、口部をしっかり閉じておきましょう。

 

暗所保存     光(日光・蛍光灯)が直接あたらない暗所に保管するか、光を透過しない袋もしくは容器に移して保存します。

 

低温保存    高温下では葉緑素やカテキンが酸化するため、色沢や水色の褐変化が進みます。特に色に悪影響を及ぼします。

 

密封保存    密封できる袋もしくは容器に移して保存します。においの強いものを近くに置かないようにしましょう。

 

 

茶殻の有効利用

 

お茶が古くなった場合

お茶の風味が落ちたときは、フライパンに茶葉を乗せ、弱火でゆっくりと炒ったり、あるいは、電子レンジで温めると、香りのよい自家製ほうじ茶となります。

また、お茶をお茶パックなどに入れて中身が出ないようにして、下駄箱やシンクの下などに置くと、脱臭効果が期待できます。

茶殻をガーゼやティーバッグなどに入れて食器洗いに利用できます。軽い油ものであればきれいに落とせます。

天日干しをした生乾きの茶葉を床や畳の上に散らします。茶殻がホコリを吸着するため、ほうきで茶殻ごと掃いた後、掃除機をかけると、きれいに掃除できます。

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